« 奮闘の二日間! | トップページ

ベジタリアンの宗教的考え方

愚人
                  
愚人の愚とは、考えの足らざる事を申したのであります。
愚人とは心の暗い人を申し、心が暗ければ、高低を知らず、又天国と地獄のある事を知らぬばかりか、その上六道輪廻のある事を信ぜず、ただ色を貪り、酒を恋する事を知って、生命を殺害して口腹に供する人を申すのであります。
一生涯に百千万億の衆生の身を殺害して、百千万億の性命との借債を結んで輪廻し、輪廻の途中でお互いに遇えば、お互いに相食い、相食われて、その終わることを知りません。
何故かと申せば、一切の牛・馬・豚・羊等の畜生類は、すべて度重なる前世の怨親、善悪の誉族でありますが、それが輪廻に落ち、頭を変え顔を変えて、畜生に生まれ変わったのであります。
然しながら、愚人は殺生して食っておりますが、それは即ち自分の父母を殺し、又自分の誉族の肉を食っている事になります。
父親が子に殺される事は、輪廻の路上で、父子であったことをお互いが知らぬので、相殺し相食って止まることがありません。
一度人身を失えば、万劫に本来へ帰る事が出来ないのであります。
これ故に愚人と申すのであります。
蒼頡夫子が、肉という字を造る時に、一つのへこみの中に人の字を二つ重ねました。
これは俗に『八両(八0匁)を食えば、半斤(八両)を還す』と申しますが、深く考えて見ると、結局、人が人を食うということを意味したのであります。
               
                     道書 性理題釋(せいりだいしゃく)

                     八二項 愚人より引用

あるベジタリアンの方からいただいた本(日本訳)の最後の方に書かれていた項目です。

全てのベジタリアンの人がそうだとは思いませんが、これを読んだら、どうしてベジタリアンなの?と聞くことがちょっと恥ずかしくなりました。

|

« 奮闘の二日間! | トップページ

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1382977/35397230

この記事へのトラックバック一覧です: ベジタリアンの宗教的考え方:

« 奮闘の二日間! | トップページ